秀天橋
秀天橋を渡る人たち

「秀天橋」は、鴨川にかかる長さ約36m、幅約3mの石の橋です。架橋の時期は不明ですが、江戸時代中期のものといわれています。当時、岡山藩での一番長い石橋として有名でした。平成20年3月7日付で岡山県重要文化財に指定されました。

施設の概要
住  所 岡山県玉野市槌ヶ原
交通アクセス 岡山駅からバスで約45分
駐 車 場 なし
秀天橋付近地図
秀天橋の石碑 秀天橋の橋のたもとに、下津井への道標の石碑が立っています。現在でもりっぱに利用されている橋ですが、昔の趣が感じられ癒されます。
当時は欄干はありませんでしたが、現在の欄干は、昭和56年に設置されたものです。同時期に、床版上部がコンクリート舗装されました。 自動車は通行できませんが、欄干は橋を渡る人たちの為に必要と思われます。 秀天橋の欄干
下から見た秀天橋 橋脚間に、長さ約4m、幅約50cm、厚さ約30cmの板石6本を1セットとして、9セット計54枚を並べて桁としています。当時、石板の上を往来していたかと想像すると、不思議な感じがします。
秀天橋は、玉野市の北西部を南から北へ流れていて、児島湖に注ぐ鴨川に架けられています。川を覗くと、大きな鯉が群れていました。のんびりと泳ぐ姿が、橋の雰囲気を引き立てているようでした。トンボやチョウも飛び交い、カエルの鳴き声もしていました。 鴨川に架かる秀天橋の
全景
橋脚の間を勢いよく流れる川 橋脚は一ヶ所3本ずつで8ヶ所あります。また、橋の下手に2本の穴のあいた柱石があります。それを橋より50cm程低く建てているのは、秀天港の船着場としての遺構ではないかと考えられています。橋を下から見ることは、あまりないでしょうが、新しい発見があるかもしれません。
ピンクの花とチョウ 30号線から南を望む ピンクの昼顔 鴨川の流れ エノコログサ
常山 黄色の花 秀天橋から見た鴨川 秀天橋近くを泳ぐコイの群れ 鴨川の草むら
白い花 トンボです 白の昼顔 草の上のチョウ 川原に咲くヤブガラシの花

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