プランクトンとは、浮遊生物のことであり、水中を漂って生活する生物を指す言葉です。
一般的に光合成を行うものを植物プランクトンといい、摂食によるものを動物プランクトンといいます。(例外もあります)
上の図は川や湖など水中における食物連鎖を図解化したものです。食物連鎖とは、自然界における食う ・ 食われるの関係によるつながりのことです。食物連鎖には、生きている植物からはじまる「生食連鎖」と、動植物の遺体からはじまる「腐食連鎖」があります。
生食連鎖は、太陽の光を浴びて、植物プランクトンが増え、それを動物プランクトンが食べます。小さい魚が動物プランクトンをエサにし、より大きな魚や鳥に食べられるというつながりです。腐食連鎖は、生物が排出する有機物や、植物プランクトンをはじめとした生物の死骸などを細菌が食べ、その細菌を原生動物が食べ、さらに大きな動物プランクトンが食べるといったつながりです。生食連鎖と腐食連鎖は互いに結びついた関係をもっています。
プランクトンは食物連鎖の中でも重要な役割を果たしているため、
私たちの食卓の魚は、プランクトンに支えられていると言ってもよいでしょう。
私たち調査班は児島湖と周辺の川の計5ヶ所(下図参照)で水を汲んでどんなプランクトンがいるのか調べてきました。
(調査結果については下の植物プランクトン・動物プランクトンのバナーをクリックしてください。)