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ハゼの天ぷら
ハゼの天ぷら   盛夏の川に屋形船を浮かべてハゼを釣り、釣りたてのハゼをその場で天ぷらにして味わう。そんな風にして食べるのが最高に美味しいのでしょうが、家庭で天ぷらにして食べても十分においしい魚です。
岡山ではマハゼをシロハゼ、ウロハゼをクロハゼと呼び、食用として盛んに利用してきました。昔から続く恵みに感謝し、定番の天ぷらを作りたいと思います。
調査員 頭が大きいので、下ごしらえを済ませると、ちょっと寂しくなるくらい身が少なく感じられます。小さなハゼは、油で二度揚げし、頭ごといただくのがいいのではと思います。
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調理手順
調理手順1   調理手順2   調理手順3
 
しばらくの間、水槽で飼育していたハゼ。そう泥臭いものでもないので、泥抜きは特に必要ないだろうと思います。   頭を落とします。   包丁を立てて、ウロコをこそぎ取ります。どんな小さなハゼでも、ウロコだけはしっかり取り除いておきましょう。
調理手順4   調理手順5   調理手順6
 
腹の中を水できれいにします。面倒ならしなくても特に問題ありません。   衣をつけます。普通のてんぷら用の衣です。   油を熱し、衣をつけたハゼを揚げていきます。程よく色づいたところで取り出し、熱いうちに塩を少し付けていただきます。
 
試食・感想
くせのない淡白な白身に塩がよく合います。身の繊維が繊細で、ふわっとした食感と、皮目の松かさ模様がどことなく上品さを感じさせる、美味しい天ぷらになりました。ただ、今回使用したような一口サイズのハゼの場合、頭は落とさず、付けたままで調理したほうが食べがいがありそうです。
逆に、頭ごと食べられないような、20cmを超える大きなハゼの場合は、刺身で食べるのも良さそうです。 小さな夏のハゼは天ぷらで、大きな冬のハゼはさっぱりと白身の刺身でと、季節によって食べ方を変えれば一年中楽しむことができる、重宝な魚です。
 
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