魚類メニュー
魚用語解説ページへ
 
メダカ   メダカ
メダカ科メダカ亜科メダカ属
学名:Oryzias latipes latipes
全長:最大4cm
県内分布:用水路、細流、本流の岸辺

 

上から見たメダカ形態
カダヤシと似ていますが、尾びれが角ばっていることや尻びれが広いことなどで見分けることができます。また、一般的に魚の背びれは体の中央付近についていますが、メダカでは尾びれの近くについています。
上から見ると、メダカの頭から背にかけての部分には黒っぽい線があります。

(右画像:上から見たメダカの画像。上から見ると、頭から背中にかけて黒い線が見えます。)
→各部の名称を見る(ひれの位置や模様など)

産卵
産卵期は4~10月で、直径1mmほどの卵を水草などに産み付けます。
卵は10日ほどでふ化し、早いものは2~3ヶ月で成熟、その年のうちに産卵します。

生活
池や湖、川、水路などにすみ、止水、または流れのゆるやかな場所を好んで生活しています。
雑食性で、動物プランクトンや植物プランクトン、水面に落ちた小さな虫などを食べています。
大事に飼育すれば5年も生きることがありますが、自然のなかではもっと短命だと考えられています。
生息地の流速が早くなる、または冬場に水がなくなる、などが原因となり、メダカのすみかが減ってきていると考えられています。また、大量の生活廃水や農薬などによる水質汚濁、 カダヤシとの競争、などもメダカが減った理由に挙げられています。

 
  調査隊員 “メダカの学校”の歌にある歌詞のように、仲間と群れて暮らしています♪  
 

メダカのメスメダカのオスメモ
オスの尻びれは大きく平行四辺形で、メスの尻びれは小さく三角形です。

当サイト内の全ての情報の無断使用を禁ず
© 児島湖と児島湖流域の生物 All Rights Reserved.
▲ページトップ▲