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ゴクラクハゼ   ゴクラクハゼ
ハゼ科ヨシノボリ属
学名:Rhinogobius giurinus
全長:10cm
県内分布:河川下流部

 

ゴクラクハゼの胴体形態
体色は薄茶色で、体側にはこげ茶色の大きい斑紋の上にルリ色の点がたくさんあります。
ほおには、ミミズが這ったような模様があります。
眼のすぐ後ろまでうろこがあり、眼は高い位置に付いています。

(右画像:ゴクラクハゼの胴体部分を拡大した画像です。ルリ色の点が散在しています。
→各部の名称を見る(ひれの位置や模様など)

産卵
産卵期は夏から初秋にかけてで、石の裏側にこん棒状の卵を産みます。
産卵後、オスが卵を保護します。その頃、オスは後方の背びれと尻びれが伸びます。
ふ化した仔魚は海に下り、秋には成長して川に戻ってきます。

生活
ヨシノボリの仲間と比べて吸盤の吸着力が強くないので、流れの緩やかな砂底で生活します。
食性は雑食性で、小さな底生生物や水生昆虫を好みますが、付着藻類も食べます。

 
  調査隊員 手触りはざらざらっ!  
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