魚類メニュー
魚用語解説ページへ
 
カマツカ   カマツカ
コイ科カマツカ亜科カマツカ属
学名:Pseudogobio esocinus esocinus
全長:15~20cm
県内分布:河川の中下流域、湖沼
地方名:スナムグリ、スナホリ

 

食事中のカマツカ形態
体は細長く、大きな胸びれと腹びれを持っています。が長いため、顔は「馬面」のように見えます。口は下向きについており、短い口ひげが1対あります。眼は高い位置についています。
体色はうすい褐色~茶褐色で、体側から背面にかけて大小の黒っぽい斑紋が並びます。

(右画像:カマツカの食事風景。長い口を砂利の中に入れて、エサを食べようとしています。)
→各部の名称を見る(ひれの位置や模様など)

産卵
産卵期は春で、夜間に川の浅くて流れのゆるやかな場所に産卵します。
卵は約1週間でふ化します。

砂にもぐるカマツカ生活
河川の中~下流域や小川、水路にすみ、底が砂か砂礫になっている場所を好みます。
ふ化後、2~3年で成魚になります。
食性は主に底生動物を食べる雑食性で、幼魚のころは藻類も食べます。エサの食べ方はユニークで、砂底に口を入れ、砂と共に餌を吸い込んで、砂だけをえら穴から出します(2番目の画像参照)。
驚くと、砂にもぐることがあります。その際、眼だけを砂の上に出していることもあります。

(右画像:砂に潜っているカマツカです。眼がどこにあるかわかりますか?)

当サイト内の全ての情報の無断使用を禁ず
© 児島湖と児島湖流域の生物 All Rights Reserved.
▲ページトップ▲