形態 口は大きく、下あごは上あごより前に出ています。
エラぶたの後ろは鋭く、とげ状になっています。 若魚の背側や背びれに多数の黒点が見られますが、成魚になるにつれて消えます。
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産卵
産卵期は冬で、外海に面した岩礁帯で行われます。
卵は分離浮遊卵で、大きさは1.5mmほどです。 ふ化した仔魚は2ヶ月間浮遊生活を送った後、河口や内湾に移動します。
生活
季節によって、内湾と外海を行き来します。川をさかのぼる個体も多く、岡山城のあたりまで遡上してくるものもいます。 完全な肉食性で、小さいうちはヨコエビ類やアミ類を主に食べ、成長にともないエビ類や魚類を食べます。
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