形態
タナゴ類の中では体高が低く、口角に長い1対の口ひげを持っています。
体色は銀白色をしており、背びれには細い暗色の斑点が並んでいます。
アブラボテと極めて近い種です。
(右画像:ヤリタナゴの頭部を拡大した画像です。このように、長い口ひげがついています。)
→各部の名称を見る(ひれの位置や模様など)
産卵
産卵期は春で、オスはエラぶたや胸びれの外側が赤紅色に変わります。
産卵期になるとメスは産卵管を伸ばしますが、その長さは他のタナゴ類と比べて短い部類に入ります。
ヤリタナゴは、マツカサガイなどの二枚貝に卵を産み付けます。
生活 雑食性で、プランクトンや水生昆虫、付着藻類などを食べます。
やや流れのある小川や水路にすんでいます。
自然界では、寿命は2年くらいと言われています。
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