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メナダ   メナダ
ボラ科メナダ属
学名:Chelon haematocheilus
全長:60~100cm
地方名:アカメ(幼魚) シュクチ・シクチ(成魚)

 

形態
ボラとよく似ていますが、脂瞼(シケン:脂性のまぶた)が未発達であること、眼がオレンジ色をしていることで見分けることができます。また、ボラの胸びれの基部(付け根)には青色の斑がついていますが、メナダの胸びれには斑がありません。
→各部の名称を見る(ひれの位置や模様など)

産卵
西日本では、春に産卵します。

生活
濁りの強い内湾に生息し、幼魚は春から秋にかけて河川の汽水域まで上ります。
小さなエビや泥の中にある有機物などを食べます。

メモ
ボラのように、成長と共に呼び名が変わっていく魚です(このような魚を「出世魚」と言います)。1年目でコスリ、2~3年目でトウブシ、3歳以上でメナダと呼ばれます。

 
  調査隊員 地方名のアカメは目が赤みを帯びていることから、シュクチやシクチは唇が赤みを帯びていることからそう呼ばれるようになったんだって。  
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