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スジシマドジョウ中型種   スジシマドジョウ中型種
ドジョウ科シマドジョウ属
学名:Cobitis sp.3
全長:7~10cm
県内分布:河川の中流域から下流域にある砂泥底の場所

 

形態
体は細長く淡い肌色で、側部と背部に黒い縦条があります。
側部の縦条は太く、不規則に途切れることがあれば、完全な1本の線になっていることもあります。
眼の下には、トゲ状の骨があります。
→各部の名称を見る(ひれの位置や模様など)

産卵
産卵期は5~7月です。
だいたい田植えの時期になると、成魚は産卵場所である用水路や水田へ遡上します。
産卵では、オスがメスに巻きつく行動を見せます。
卵は、底泥の上にばらまかれるようにして産み落とされます。

生活
砂地を好み、ときどき砂の中にもぐります。
雑食性で藻類やユスリカの幼虫などの底生生物、またその分解物を食べます。
口から砂と一緒に食べ物を吸い込んで、砂だけエラから出します。

 
  調査隊員

 

スジシマドジョウは地域によってたくさんの種や型があって、大きさや模様もさまざまです。それらは尾びれの前にある黒い斑紋や、尾びれの模様で見分けることができます。

 

 
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