形態
体は細長く、口が斜め上を向いて付いています。
腹びれから肛門までの間は、竜骨状になっています。
うろこは小さく、すぐに取れてしまいます。また、背中のうろこには、1枚1枚に黒点があります。
(右画像:ワタカの頭部です。ワタカの口は、斜め上方向を向いています。)
→各部の名称を見る(ひれの位置や模様など)
産卵 成熟したオスには、頭部背面と胸びれに粒状の追星があらわれます。
産卵期は夏で、雨が降った後の夕方から夜にかけて、ヨシやフサモなどに卵を産みつけます。
生活
ヨシの茂る場所を好み、河川にあるワンドや流れのほとんどない水路などに生息しています。 雑食性ですが、特に水草などの植物をよく食べます。 約2年で成熟します。
メモ もともとは、琵琶湖淀川水系の固有種でした。琵琶湖産のアユを全国に放流した際に、アユと混ざって放流されてしまいました。岡山でも、児島湖流域でその数を増やしています。
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