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ズナガニゴイ   ズナガニゴイ
コイ科カマツカ亜科ニゴイ属
学名: Hemibarbus longirostris
全長:12~20cm
県内分布:渓流および汽水域を除く全河川
地方名:ウキガモ

 

ズナガニゴイ形態
体形はニゴイに似ていますが、頭とはやや長いです。
背びれと尾びれには暗色の小斑点が散らばっていて、体色は薄い黄色で、
体側に小黒点の列があります。
カマツカに体形、体色がよく似ていることと、底層部に浮いて生活する習性から「浮きカマツカ」がなまって地方名の「ウキガモ」となったようです。
→各部の名称を見る(ひれの位置や模様など)
 

産卵
産卵期は5月から6月で、砂礫底に産卵します。卵は沈性粘着卵で、
7日くらいで、ふ化します。

生活
河川の流れのゆるやかな底層付近に生息します。
ふ化後、ふつう2年で成熟します。
時々、砂の中にもぐり、日中、水面近くまで浮き上がることもあります。
カゲロウの幼虫などの水生昆虫を主に食べます。

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