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形態 体色は緑がかった褐色です。第1背びれと第2背びれは繋がっています。小さい頃は成魚よりも体高が低く、体側には7~10本程度の黒い横縞があります。体型と体色は成長にともなって変化し、成長するにつれて体高は高くなり、体色も黒っぽく変化して縞模様が不明瞭になります。 エラぶたの後側に青色~黒色をした部分があるため、ブルーギル(ギル:エラぶた)という名前がつきました。
(右画像:ブルーギルの頭部を拡大した画像。名前の由来となった、エラにある黒点がわかります。) →各部の名称を見る(ひれの位置や模様など)
産卵 産卵期は春から夏にかけてで、オスのあごは青色に、腹部は黄色~赤茶色になります。 オスは砂泥底の場所を選び、すり鉢状の巣をつくります。オスはメスを巣に誘い込み、巣の中で産卵させます。産卵、放精が終わった後も、オスは卵や仔魚をしばらくの間守り続けます。 ふ化してから1年ぐらいまでの幼魚は、成魚よりも細長い体つきをしています。
生活 湖や、流れがゆるやかな川にすんでいます。捕食者の多い場所では、体の小さいうちは水草などの中でくらしています。他の魚の卵や小魚、エビ、水生昆虫、水生植物などを食べる雑食性です。 原産地は北米大陸の中東部で、日本には1960年に移入されました。
外来生物法・飼育、栽培、保管及び運搬することが原則禁止・輸入することが原則禁止・野外へ放つ、植える及びまくことが禁止・飼養等する許可を持っていない者に対して譲渡し、引渡し、販売などをすることが禁止・体識別等の措置を講じる義務※違反内容によっては非常に重い罰則が課せられます。
外来種が及ぼす問題①在来種の動植物を食べてしまい生態系を乱します。②在来種の食物、生息場所、繁殖場所を奪い、棲息環境を変えます。③近縁の在来種と交配して雑種をつくり純粋な在来種が減少します。④農林水産物を食べたり、畑を荒らしたりします。