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概要 河川の土手や川原に多く見られる多年草です。
原産地 北アメリカ原産です。アメリカ、熱帯アフリカに分布しています。
移入の経緯 北アメリカから明治中期に観賞用として持ち込まれ、栽培されていたものが、野生化した外来種です。
特徴 高さは、約30~70cmになります。葉には両面とも毛が多いです。荒地でもよく生育します。生育に適さない時期には、地上部のみ枯れて、生育に適した時期が来ると発芽し、再び生育を始めます。
花 花の大きさは径5~7cmです。
現状 強靭で、繁殖力も強く、日本で増えすぎ、在来種の野生植物をおびやかすようになったので、環境省が定める外来生物法により特定外来生物に指定されています。無許可で栽培したり、移植することは禁止されているので気をつけましょう。
メモ 花が美しいので、あぜ道の草刈りの際に残されることがあります。開花の時期になると、各地の川原に一面、橙黄色の花を咲かせて、まるで広大な花畑のようになっている景色が見られます。
外来生物法・飼育、栽培、保管及び運搬することが原則禁止・輸入することが原則禁止・野外へ放つ、植える及びまくことが禁止・飼養等する許可を持っていない者に対して譲渡し、引渡し、販売などをすることが禁止・体識別等の措置を講じる義務※違反内容によっては非常に重い罰則が課せられます。
外来種が及ぼす問題①在来種の動植物を食べてしまい生態系を乱します。②在来種の食物、生息場所、繁殖場所を奪い、棲息環境を変えます。③近縁の在来種と交配して雑種をつくり純粋な在来種が減少します。④農林水産物を食べたり、畑を荒らしたりします。