概要
湖沼や水路にしばしば群生する沈水生の多年草です。
原産地
南アメリカに自然分布しています。
移入の経緯 大正中期に実験用としてアメリカから雄株のみが輸入され、野生化して広がりました。
特徴
雄花と雌花を別々の個体につける雌雄異株(しゆういしゅ)で、雄株だけが帰化しています。茎が切れても、そこから根が生えて、繁殖します。葉は同じところから3~6枚が並んで生えており、長さが1.5~3cm、幅3~6㎜です。
花
1~1.5cmの白い花を水面上で咲かせて、一日でしぼみます。
メモ カナダモよりも大型なことからこの名がつけられました。
要注意外来生物指定の理由
栄養繁殖で密集した集団を形成し、在来種と光をめぐる競合を引き起こします。
要注意外来生物:飼養等の規制はありませんが、自然界では生態系に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、利用している個人や事業者等に対し、正しい取扱いをお願いしている外来生物です。
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