概要
道端、草地に普通に生える一年草です。
日本での分布
全国各地に見られます。
特徴
発芽時期は3~5月です。茎は、地面近くで這うように生えて枝分かれし、節から根を生やします。茎の上部は斜めに上にむかって伸び、30~50cmの高さになります。葉は、根元が鞘(さや)のように茎を包んでおり、細長く尖っています。
花と実
茎の先に、貝殻のような形の特殊な葉がついて、その中に数個のつぼみをつけます。一つずつ順に花柄(かへい)がのびて、花を咲かせます。早朝に咲いて、午後にはしおれます。
果実は楕円形で、肉厚であり、中に大きな種子が4つできます。
メモ
ツユクサの仲間には、友禅染めの下絵を書くために、花の色素を使われているものもあります。
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