概要
道端や林縁、水辺に生える、つる性の一年草です。
日本での分布
北海道から南西諸島にみられます。
特徴
水に近いところで群生します。茎は赤みを帯びており、下向きの鋭い小さなトゲが無数に生えています。このトゲで他の物に絡み付いて盛んに枝分かれして生長し、高さは1mほどになります。葉は長さ3~8cmくらいで、細い三角形に近く、先が尖っています。葉の裏にもトゲがあります。
花
枝先に薄紅色の小さな花を十数個ほど密集して咲かせます。つぼみの状態で寄り集まっている様は見た目も大きさも、まるでピンクの
金平糖のようで面白いです。
注意
花がかわいらしいので、摘み取りたくなりますが、茎や葉に生えているトゲは触ると痛いので注意を要します。
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