概要
河原や水辺など湿ったところによく生える、つる性の一年草です。
日本での分布
本州、四国、九州に分布します。
特徴
全体的に茎やつるが細く、印象としては軟弱です。節から巻きひげが伸びて、他の物に絡みつきながら生長します。葉は長さ3~5cm、幅4~8cmです。
花と実
雄花と雌花を同じ個体につける、雌雄同株(しゆうどうしゅ)です。葉のつけ根に、雄花と雌花が組になって咲きます。花の大きさは6~7㎜と小さく白色です。果実は直径1cmほどの小さな緑色のボール形で、熟すと灰がかった白色になります。
メモ
果実が小さいのでスズメの名が付いたとも、また果実をスズメの卵に例えた、とも言われています。
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