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エノコログサ   エノコログサ
イネ科 エノコログサ属
学名:Setaria viridis
漢字:狗尾草
別名:ネコジャラシ
花期:8~11月

 
エノコログサ

概要
日当たりの良い道端、荒地、河原に普通に群生する一年草です。

日本での分布
日本全土に見られます。

特徴
高さ30~80cmになります。葉は、長さ10~20cm、幅は0.5~2cmの線型をしています。穂を出していない春にはまったく目立たない草です。


夏の終わりから秋にかけて、よく目立つ独特の花穂(かすい)をつけます。花穂(かすい)の長さは3~6cmで円柱形、緑色をしています。小穂(しょうすい)は長さ2~2.5㎜の卵型で、長さ約1cmの硬い毛がまっすぐ数本生えています。全体にびっしりと毛が生えており、まるでブラシのような姿をしています。

メモ
犬(狗)のしっぽに似ていることが名前の由来です。また、 エノコログサのなかまの英名はFoxtail grassといいます。キツネの尾に見立てているのですね。

 
  「ネコジャラシ」とも呼ばれているね。  
 
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