概要
荒地、空き地、やぶ、路傍、林の縁など、いたるところに生えている、つる性の多年草です。
日本での分布
北海道西南部から南西諸島に広く分布します。
特徴 藪の上に覆いかぶさるように生えて、名前のとおり藪を枯らすほどの勢いで繁殖します。
地下茎は長く、横に伸びて、春に節から芽を出し、勢力を広げます。茎はつる状で、枝分かれして伸び、ときには10m以上になることもあります。 巻きひげを他の植物に巻きつけて絡みつきながら、成長します。
花
緑色の小さな花をたくさんつけます。下の写真のオレンジ色の状態のものは、花びらが落ちた後の状態です。 蜜を出すので、よく蝶が訪れます。実をつけることは珍しいです。
メモ
別名の由来は、山や林を枯らして、家を貧乏にするから、とも言われています。
|