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ヤブガラシ   ヤブガラシ
ブドウ科 ヤブガラシ属
学名:Cayratia japonica
漢字:藪枯
別名:ビンボウカズラ
花期:7~8月

 
ヤブガラシ

概要
荒地、空き地、やぶ、路傍、林の縁など、いたるところに生えている、つる性の多年草です。

日本での分布
北海道西南部から南西諸島に広く分布します。

特徴
藪の上に覆いかぶさるように生えて、名前のとおり藪を枯らすほどの勢いで繁殖します。
地下茎は長く、横に伸びて、春に節から芽を出し、勢力を広げます。茎はつる状で、枝分かれして伸び、ときには10m以上になることもあります。
巻きひげを他の植物に巻きつけて絡みつきながら、成長します。


ヤブガラシの花
緑色の小さな花をたくさんつけます。下の写真のオレンジ色の状態のものは、花びらが落ちた後の状態です。
蜜を出すので、よく蝶が訪れます。実をつけることは珍しいです。


ヤブガラシの花メモ
別名の由来は、山や林を枯らして、家を貧乏にするから、とも言われています。

 
  花には、蜜を求めていろんな昆虫が群がるよ。  
 
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