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キンガヤツリ   キンガヤツリ
カヤツリグサ科 カヤツリグサ属
学名:Cyperus odoratus
漢字:金蚊帳吊
別名:ムツオレガヤツリ
花期:8~10月

 
キンガヤツリの穂

概要
湿った荒地に生える一年草ですが、時に多年草になります。

原産地
熱帯アジアが原産と言われています。アジア、太平洋諸島、南北アメリカの熱帯から亜熱帯に分布し、近年、アフリカにも侵入しています。

移入の経緯
移入の経緯については不明です。

特徴
茎は直立し、30~60cmになり、基部はふくれて太くなっています。葉は、根元に集まり、幅0.5~1cmの細い線型です。


葉と同じ形をした特殊な葉が、茎の先に5~8枚つきます。その中央から5~10本の花柄(かへい)をだし、その先に多数の小穂(しょうすい)を放射状につけ、ブラシのような形の花序(かじょ)になります。小穂(しょうすい)の大きさは長さ1~1.5cmで細い円柱形で先は尖っています。

 
  花序(かじょ)の見た目は、トゲトゲしているね。  
 
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