概要
水田や水路、川岸などの、湿地に生える一年草です。
日本での分布
北海道から南西諸島に見られます。
特徴
茎は直立し、高さ80cmほどになり、上部は中空です。葉は交互に生え、鳥の羽のように、多くの小さな楕円形の葉が対称に並んでおり、有名なネムノキに似ています。また、ネムノキと同じように夕方になると葉を閉じて、まるで眠りに入ったような状態になります(就眠運動)。全体的に濃い緑色ですが、葉の裏は白っぽいです。
花と実
花は淡い黄色で長さは約1cmです。豆果(とうか)は長さ3~5cmで4~8個の節があります。種は卵型で、熟すと黒くなります。
メモ
水田で多く発生すると、収穫の邪魔になることもあるようです。
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