概要
都市近郊の空き地、荒地、河原、土手などに群生する多年草です。
原産地
北アメリカ原産の外来種です。
移入の経緯
明治中期に持ち込まれ、観賞用に栽培されていたものが、野生化しました。
特徴 戦後、急速に広がり、しばしば、荒地、川原、土手、空き地などに大群落を作ります。
高さは1~1.2mで、ときには2.5mになることもあります。種でも繁殖しますが、地下茎が地中を走り、そこから他の植物が育つのに害になるような物質を分泌しながら、繁殖します。
花
秋になると茎の先に、長さ10~15cmの大型の花序(かじょ)を出し、黄色の花を多数つけます。
メモ
花粉症の原因と言われていましたが、誤りであると判明しています。 セイタカアワダチソウの大群落が花を一面に咲かせた風景は、秋の風景として定着してしまいました。
要注意外来生物指定の理由
地中深くに根を伸ばす為、整地された土地でも勢力を伸ばします。
要注意外来生物:飼養等の規制はありませんが、自然界では生態系に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、利用している個人や事業者等に対し、正しい取扱いをお願いしている外来生物です。
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