概要
水田、池、溝など、流れの少ない水面に繁殖する一年生の浮遊植物です。
日本での分布
日本全国各地で見られます。
特徴
種子植物の中では、最も小さい部類に入る種です。
葉のように見えるのは茎にあたり、葉状体(ようじょうたい)と呼ばれる部分です。葉状体の大きさは0.5~1cmで、普通3~5個がつながっており、根が5~12個あります。葉状体の裏は紫色になることがあります。 秋に芽を出して、水底に沈み、冬を越します。春になると、浮き上がってきて、発芽し、成長を始めます。
花
7~8月に目立たない白い花を咲かせますが、めったに見られません。
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