概要
池や沼に生える一年生の水草です。 水底の泥に根を張り、茎を伸ばして多数の葉を水面に広げる浮葉植物です。
日本での分布
北海道から九州に分布します。
特徴
葉柄(ようへい)の上部は空気を含んで膨らみ、浮き袋になっており、水面に浮いています。 葉の形は一つ一つが菱形に近い形をしてます。
花と実
夏から秋にかけて、茎の先に4つの花弁からなる、約1cmほどの白色の花を一個ずつ咲かせます。
果実は一株に十数個つきます。2本の棘が出ています。
メモ 葉と実の形から、「菱型」という言葉が生まれたという説と、菱型だから「ヒシ」と名づけられたという説があります。 日本人にとって関係の深い野草です。
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