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ネムノキ   ネムノキ
マメ科 ネムノキ属
学名:Albizia julibrissin
漢字:合歓木
花期:6~8月

 
ネムノキの葉

概要
山野や原野、河原や湿地などのやせ地などにも生育する落葉高木です。

日本での分布
本州、四国、九州、南西諸島に分布しています。

特徴
日当たりの良いほうに横に長く伸びていくので、全体的に傘のような形に生長し、高さは10m以上になります。個体の大きさの割に葉は小さく、左右対称にたくさん連なっており、鳥の羽のような形をしています。夜間や曇りの時には葉が閉じます。(就眠運動)

花と実
花は夕方から咲きます。花弁の色は淡い緑色の筒状で、目立たないのですが、おしべの色が鮮やかな紅色をしており、多数突出しているので、満開の様子は大変美しいです。
豆果(とうか)は長さ約10cmほどで、中に扁平な楕円形の種子が10~15個入っています。

メモ
花の構造が通常のマメ科と異なるので、「ネムノキ科」とする考え方もあります。

 
  夜、葉を閉じている様子は眠っているように見えるね。  
 
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