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キショウブ   キショウブ
アヤメ科 アヤメ属
学名:Iris pseudoacorus
漢字:黄菖蒲
花期:5~6月
要注意外来生物

 
キショウブ

概要
湿地に生育する多年草です。

原産地
西アジア、ヨーロッパ原産です。

移入の経緯
ヨーロッパから明治30年頃に持ち込まれて、観賞用として栽培されていたものが野生化した外来種です。

キショウブ

特徴
葉は長さ0.5~1mで幅は2~3cm、中央に太い中脈が目立ちます。

花と実
初夏に鮮やかな黄色い花をつけ、夏の水辺を華やかに彩ります。
三角柱形の果実をつけます。花は直径約8cmほどです。

キショウブ

要注意外来生物指定の理由
近縁種に絶滅危惧種があり、遺伝的攪乱のおそれがあります。美しい花であることから親しまれやすく、人間の手による分布の拡大も心配されます。
要注意外来生物:飼養等の規制はありませんが、自然界では生態系に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、利用している個人や事業者等に対し、正しい取扱いをお願いしている外来生物です。

 
  花の形はアヤメやノハナショウブに似ているよ。
綺麗だけど要注意外来生物だからね!
 
 
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