|  形態 体は細長く、口もとには1対の短いヒゲがあります。
 アイラインが強く入ったような、比較的大きい眼をしています。
 吻は長く、口は下向きにについていて、下くちびるがとても厚くなっています。
 背びれはコイやフナ類に比べて小さく、三角形をしています。
 
 (右画像:コウライ二ゴイは細長い頭部と大きな眼、三角形をした小さな背びれを持っています。)
            →各部の名称を見る(ひれの位置や模様など)
  産卵 産卵期は春から夏にかけてで、川の中流域に数匹が集まって産卵します。
 卵は、大きさが直径約3mmの沈性粘着卵です。
 幼魚の頃には、体側に10個前後の黒い斑点があります(右画像参照)。
 生活汚濁や富栄養化、塩分にも強く、湖や大きな川の中下流域~汽水域にある流れの緩やかなところに生息しています。
 トビケラなどの水生昆虫のほか、藻類や小魚なども食べる雑食性です。
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