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コウライニゴイ   コウライニゴイ
コイ科カマツカ亜科ニゴイ属
学名:Hemibarbus labeo
全長:20~60cm
県内分布:河川中下流域から汽水域
地方名:イダゴイ

 

コウライ二ゴイの頭部と背びれ形態
体は細長く、口もとには1対の短いヒゲがあります。
アイラインが強く入ったような、比較的大きい眼をしています。
は長く、口は下向きにについていて、下くちびるがとても厚くなっています。
背びれはコイやフナ類に比べて小さく、三角形をしています。

(右画像:コウライ二ゴイは細長い頭部と大きな眼、三角形をした小さな背びれを持っています。)
→各部の名称を見る(ひれの位置や模様など)

コウライ二ゴイの幼魚産卵
産卵期は春から夏にかけてで、川の中流域に数匹が集まって産卵します。
卵は、大きさが直径約3mmの沈性粘着卵です。
幼魚の頃には、体側に10個前後の黒い斑点があります(右画像参照)。

生活
汚濁や富栄養化、塩分にも強く、湖や大きな川の中下流域~汽水域にある流れの緩やかなところに生息しています。
トビケラなどの水生昆虫のほか、藻類や小魚なども食べる雑食性です。

 
  調査隊員 今まで、日本産のニゴイは1種とされていました。ところが、最近になってニゴイとコウライニゴイの2種に分けられました。  
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