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クルメサヨリ   クルメサヨリ
サヨリ科サヨリ属
学名:Hyporhamphus intermedius
全長:15~20cm
県内分布:主に汽水域

 

クルメサヨリの下あご形態
海にいるサヨリに似ていますが、長く伸びている下あごの先端は黒くなっています(右の画像参照)。
体側には銀白色と暗い青色の縦条があり、腹部は白色です。
背は淡緑色で、褐色の小さな斑点があります。
→各部の名称を見る(ひれの位置や模様など)

産卵
産卵期は春から夏にかけてで、水草に卵を絡みつかせます。

生活
汽水域から淡水域の表層を群れで回遊して過ごし、海に出ることはありません。
本格的に川を上るのは夏ごろで、最近、生活環境の破壊にともない個体数が著しく少なくなっています。
小さいころは付着性の小さな動物を食べていますが、成長すると主にプランクトンを食べるようになります。

 
  調査隊員 一昔前までは普通に見られる魚だったけど、10年足らずの間に個体数が激減したんだよ。  
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