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モツゴ   モツゴ
コイ科モツゴ属
学名:Pseudorasbora parva
全長:8cm
県内分布:南部の河川、池、用水

 

モツゴの頭部形態
灰色~銀白色をした体の側面に、黒い縦線がついています。
口は受け口で小さく、いわゆる“おちょぼ口”をしています。

(右画像:モツゴの頭部を拡大した画像です。モツゴの口は小さく上向きで、「おちょぼ口」になっています。)
→各部の名称を見る(ひれの位置や模様など)

産卵
産卵期は4月下旬~7月中旬です。産卵行動は早朝に行われ、ヨシなど植物の茎や石の表面に産卵します。
卵は淡い黄色をしており、石などの上へひも状に産み付けられます。
産卵期になるとオスは全身が黒くなり、黒い縦条の模様は消えてしまいます。

生活
汚水や環境の変化にも強く、岸をコンクリートで固めた都会の川でもその姿を見ることができます。
雑食性で、底生動物や付着藻類などを食べますが、成魚は主にユスリカの幼虫を好みます。

 
  調査隊員 おちょぼ口だから、関東では
「クチボソ」と呼ばれることもあるよ。
 
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