鳥類メニュー
鳥用語解説ページへ
 
カルガモ   カルガモ
カモ目カモ科
学名:Anas poecilorhyncha
英名:Spot-billed Duck
漢字:軽鴨
全長 全長:オス63cm メス53cm
翼開長 翼開長:83~99cm
一年中見られる

 

正面からみたカルガモの顔特徴
メスオスとも同じ色柄です。頭は黒褐色で顔は白っぽく黒褐色の過眼線(かがんせん)頬線(ほおせん)があります。クチバシは黒く、先端が黄色です。首と胸は褐色で黒褐色のまだら模様があります。背と腹は黒褐色で羽には細く白いふちどりがあり、うろこ模様に見えます。翼鏡(よくきょう)は鮮やかな青色で飛び立つとよく目立ちます。尾羽(おばね)は黒褐色で外側に白っぽいところがあります。足は赤色がかったオレンジ色で水かきがついています。

鳴き声
濁った大声でゆっくり 「ガァガァガァ」 「ゲェゲェゲェ」
オスが求愛するときに小さく 「ピィッ」
雛(ひな)が細く 「ピッピッピッ」
などと聞こえる声で鳴きます。

食べ物
草の種子、葉、落穂、水生昆虫、貝、小魚など。

陸地を移動するカルガモ親子すみか
水草の茂った池や湖沼が好きです。河川、水田、お堀や公園の池などでもよく見かけます。


水辺に近い竹薮や草むらに、円形の大きなお椀状の巣を造ります。枯れ草の茎や葉、自分の腹部の羽毛を巣材として使用します。

習性
日中は水浴びや休息をして、夕方から活発に採食します。初夏にはたくさんの雛(ひな)を連れ泳いだり歩いたりして移動する姿を見ることができます。擬傷(ぎしょう)をすることもあります。
カルガモは「淡水ガモ」に分類されています。(※下のメモ参照)

メモ
カモの仲間はその体型や生活様式により、淡水ガモと海ガモに分けることができます。
●淡水ガモは「水面採餌ガモ」とも呼ばれ、主に川や湖で生活し、水面や水面近くのエサを逆立ちして食べ、飛び立つときは助走しません。
●海ガモは「潜水ガモ」とも呼ばれ、淡水域にもいますが主に海上で生活し、水中に全身潜ってエサを採り、飛び立つときは水面を蹴って助走してから飛び立ちます。

並んで泳ぐカルガモ親子
 
カルガモの羽
 
  他のカモと違ってオスとメスの体の色柄が同じです。年中見ることができるのも他のカモと違うところですね。  
 
 カルガモにあいに行こう! 
各地点で確認できたカルガモの数をグラフにしました。地点名をクリックすると各地点ページにジャンプします。
 
①岡山市北区 粟井周辺
②岡山市北区菅野 冠光寺池周辺
③岡山市北区 新庄上周辺
④岡山市北区楢津 一宮高校周辺
⑤岡山市撫川 撫川橋周辺
⑥岡山市南区泉田 笹ヶ瀬橋周辺
⑦岡山市南区 藤田周辺
⑧岡山市南区 松尾港周辺
⑨玉野市八浜 野鳥公園周辺
⑩玉野市 東高崎周辺
⑪岡山市南区西畦 稔橋周辺
⑫倉敷市 八軒屋周辺
       
       
   
     
   
       
         
         
 
         
         
       
 
 
当サイト内の全ての情報の無断使用を禁ず
© 児島湖と児島湖流域の生物 All Rights Reserved.
▲ページトップ▲