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ゴイサギ   ゴイサギ
コウノトリ目サギ科
学名:Nycticorax nycticorax
英名:Black-crowned Night Helon
漢字:五位鷺
全長 体長:57cm
翼開長 翼開長:108cm
一年中見られる

 
ゴイサギの赤い目

特徴
メスオスとも同じ色柄です。額から目の上までは白いです。体の上面は緑色がかった暗い紺色で、体の下面は白く、翼は灰色です。クチバシは太めです。足は太めで黄褐色です。尾羽(おばね)は短めで灰色です。虹彩(こうさい)は赤色です。全体的にずんぐりと丸っぽいです。後頭に2本長くて白い冠羽(かんむりばね)があります。
----- 夏羽(夏に体にあらわれる特徴)
クチバシが黒く、目先(めさき)は青緑色です。足が赤味を帯びています。
----- 冬羽(冬に体にあらわれる特徴)
クチバシに黄色の部分があります。
----- 幼鳥(ようちょう)
虹彩(こうさい)は黄色です。全体に黒っぽい褐色で顔や翼にたくさんの白っぽい斑点(はんてん)があり「ホシゴイ」と呼ばれることもあります。

幼鳥

鳴き声
語尾をあげるように 「ゴァ」 「ゴアア」
飛翔中(ひしょうちゅう)に 「クワッ」
などと聞こえる声で鳴きます。

食べ物
ザリガニが好物です。魚類、両生類、昆虫類など。主に夕方や早朝にヨシや草の多い水辺で採食します。

すみか
竹林、薄暗い林、池沼や河川周辺の茂みなど。


水辺の雑木林や竹林などに他のサギ類と共にコロニーを作ります。枯れ枝などを組み合わせて皿状の巣を造ります。

飛び立つゴイサギ習性
夜行性です。クチバシでものを挟んで放り投げる仕草をすることがあります。他のサギに比べると飛翔中に羽ばたく回数が多いです。

メモ
夜に鳴きながら飛ぶので「夜ガラス」と呼ばれることもあります。

 
  平家物語で醍醐天皇から賜った五位の位がゴイサギの名前の由来だそうです。  
 
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