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ヒドリガモ(オス)   ヒドリガモ
カモ目カモ科
学名:Anas penelope
英名:European Wigeon
漢字:緋鳥鴨
全長 全長:オス53cm メス43cm
翼開長 翼開長:68~84cm
9月から4月にかけて見られる

 

特徴
翼鏡(よくきょう)は緑色です。クチバシは短く、青灰色で、先端が黒いです。目の周りがややくぼみがちで黒っぽいです。足は鉛色で、水かきがあります。
-----オス(↑上の写真)
頭部は茶褐色で、額から頭頂(とうちょう)にかけてはクリーム色です。背と脇は白色と黒色の細かいさざなみ模様です。雨覆(あまおおい)の一部が白く、翼を閉じているときもちらりと見えます。胸は茶色で、腹は白く、下尾筒(かびとう)は黒いです。三列風切(さんれつかざきり)は澄んだ黒色で長く、白いふちどりがあります。
-----メス(↓下の写真)
全体に褐色ですが、他のカモ類のメスに比べて赤みが強いです。背と翼は黒褐色で、羽に明るい茶色の太いふちどりがあります。胸には黒褐色のまだら模様があり、脇は一様に茶褐色、腹は白いです。

ヒドリガモ(メス)

鳴き声
オスは大きな声で 「ピューン、ピューン」
メスは 「グワー、グワー」
などと聞こえる声で鳴きます。

食べ物
主に植物食です。草、海苔などの海草、植物の種子など。

すみか
海岸、湾、河川、湖など。

習性
秋に冬鳥としてユーラシア大陸北部などから飛来します。
日中も盛んに採食します。ヒドリガモは「淡水ガモ」に分類されていますが、他の淡水ガモに比べると海上へ出る傾向が強いです。(※下のメモ参照)

メモ
カモの仲間はその体型や生活様式により、淡水ガモと海ガモに分けることができます。
●淡水ガモは「水面採餌ガモ」とも呼ばれ、主に川や湖で生活し、水面や水面近くのエサを逆立ちして食べ、飛び立つときは助走しません。
●海ガモは「潜水ガモ」とも呼ばれ、淡水域にもいますが主に海上で生活し、水中に全身潜ってエサを採り、飛び立つときは水面を蹴って助走してから飛び立ちます。

 
  ヒドリガモによく似たアメリカヒドリが群れに混じっていることがあります。ヒドリガモとアメリカヒドリの交雑個体(ハーフ)が見つかることもあるよ!  
 
 ヒドリガモにあいに行こう! 
各地点で確認できたヒドリガモの数をグラフにしました。地点名をクリックすると各地点ページにジャンプします。
 
①岡山市北区 粟井周辺
②岡山市北区菅野 冠光寺池周辺
③岡山市北区 新庄上周辺
④岡山市北区楢津 一宮高校周辺
⑤岡山市撫川 撫川橋周辺
⑥岡山市南区泉田 笹ヶ瀬橋周辺
⑦岡山市南区 藤田周辺
⑧岡山市南区 松尾港周辺
⑨玉野市八浜 野鳥公園周辺
⑩玉野市 東高崎周辺
⑪岡山市南区西畦 稔橋周辺
⑫倉敷市 八軒屋周辺
         
         
         
         
     
   
         
 
         
         
         
 
 
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