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ホトトギス   ホトトギス
カッコウ目カッコウ科
学名:Cuculus poliocephalus
英名:Little Cuckoo
漢字:杜鵑(不如帰、時鳥)
全長 全長:28cm
翼開長 翼開長:46cm
5月から9月にかけて見られる

 

特徴
メスオスとも同じ色柄です。頭部と体の上面は暗い青灰色です。喉から首にかけては淡い灰色で、胸から腹は白く、太く黒い横斑(おうはん)が7~9本あります。虹彩(こうさい)は淡いオレンジ色ですが、瞳孔(どうこう)が大きいため、黒っぽく見えます。細く明瞭な黄色のアイリングがあります。クチバシは黒く根元がやや黄色味を帯びています。足は淡いオレンジ色です。尾羽(おばね)は茶褐色で長く、広げると扇形で白い斑点(はんてん)があり、先は白いです。

鳴き声
繁殖期(はんしょくき)にオスがよく通る声で 「キョキョ、キョキョキョ」
地鳴き(じなき)は 「ピピピピピ」
などと聞こえる声で鳴きます。

食べ物
チョウやガの幼虫、昆虫類、クモ類など。

すみか
下生えが茂った林や森林など。


托卵(たくらん)をするため、自分では巣を造りません。(※習性を参照)

習性
春に夏鳥としてインドやマレー半島などから飛来します。
交尾のときを除くと単独で生活することが多いです。托卵(たくらん)といって、自分とは違う種類の鳥の巣に卵を産んで育ててもらいます。主な托卵相手はウグイスなどです。

メモ
体全体が赤っぽい褐色の赤色型のメスがいます。

 
ホトトギスの尾羽
 
  自分で子育てをしないホトトギスは気楽に思えますが、卵の孵る時期を見計らったり、うまく産めてもばれて捨てられたりとなかなか大変なようです。  
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