特徴
メスオスとも同じ色柄です。頭部と体の上面は暗い青灰色です。喉から首にかけては淡い灰色で、胸から腹は白く、太く黒い横斑(おうはん)が7~9本あります。虹彩(こうさい)は淡いオレンジ色ですが、瞳孔(どうこう)が大きいため、黒っぽく見えます。細く明瞭な黄色のアイリングがあります。クチバシは黒く根元がやや黄色味を帯びています。足は淡いオレンジ色です。尾羽(おばね)は茶褐色で長く、広げると扇形で白い斑点(はんてん)があり、先は白いです。
鳴き声
繁殖期(はんしょくき)にオスがよく通る声で 「キョキョ、キョキョキョ」
地鳴き(じなき)は 「ピピピピピ」
などと聞こえる声で鳴きます。
食べ物
チョウやガの幼虫、昆虫類、クモ類など。
すみか
下生えが茂った林や森林など。
巣
托卵(たくらん)をするため、自分では巣を造りません。(※習性を参照)
習性
春に夏鳥としてインドやマレー半島などから飛来します。 交尾のときを除くと単独で生活することが多いです。托卵(たくらん)といって、自分とは違う種類の鳥の巣に卵を産んで育ててもらいます。主な托卵相手はウグイスなどです。
メモ
体全体が赤っぽい褐色の赤色型のメスがいます。
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