特徴
メスオスとも同じ色柄です。スズメより少し大きいです。頭部と体の上面は紺色がかった黒色です。体の下面は白く、額と喉は赤茶色で胸部の色の境目に黒い帯があります。クチバシは平べったく黒いです。尾羽(おばね)はとても長く先端が鋭く二股にわかれていて、飛翔中(ひしょうちゅう)に尾羽(おばね)が広がると白斑が並んで白線のようにみえます。
鳴き声
濁った声で 「グッチュウビッチュウチュリリリー」
飛翔中に 「ジュリリリー」
地鳴き(じなき)は 「ジュッジュッ」
などと聞こえる声で鳴きます。
食べ物
飛んでいる小型の昆虫類など。
すみか
繁殖期(はんしょくき)以外はヨシ原に大群で暮らしています。
巣
人家の軒先やビルなどに泥や枯れ草を使ってお椀状の巣を造ります。
習性
春に夏鳥として東南アジアなどから飛来します。
虫の背後や見えない位置から狙って宙返りして捕らえます(つばめ返し)。電線にとまるのが好きでずらりと並んでとまることもあります。水を飲むときは飛びながら水面をかすめるようにして飲みます。
メモ
ツバメが地上近くを飛ぶと雨が降る? 気圧が低くなるとツバメのエサとなる虫が低い位置を飛びそれを捕らえるツバメも低く飛ぶことからツバメの飛ぶ位置と天気が関連付けられています。
燕尾服の燕尾はツバメのこの長い二股に分かれた尾羽(おばね)からきています。
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