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オオバン   オオバン
ツル目クイナ科
学名:Fulica atra
英名:Common Coot
漢字:大鷭
全長 全長:40cm
翼開長 翼開長:80cm
一年中見られる

 

飛び立つオオバン特徴
メスオスとも同じ色柄です。体全体が灰色がかった黒色ですが、頭部はより黒く、体の上面は青灰色がかっています。クチバシと額の白色は、ほんのりピンクがかっていてとてもよく目立ちます。虹彩(こうさい)は濃い赤色です。足は暗い青緑色で、足指が長く、特異な水かきがあります。
----- 幼鳥
体の上面は暗い褐色で、体の下面は淡く、目の周囲と目から後ろの線は白いです。
----- 雛
黒い綿羽に覆われています。目先(めさき)や喉が赤く、額や顔や翼にオレンジ色の綿羽が生えています。

鳴き声
高い声で 「キョン、キョン」 「ケッ」
などと聞こえる声で鳴きます。
クチバシで 「カチカチ」と鈍い音をさせます。
普段はあまり鳴きません。

食べ物
水草の葉や根、昆虫類など。

すみか
湖沼、池、河川、ハス田など淡水域を好みます。


岸辺の草むらやヨシ原の水面上に、皿状の巣を造ります。巣材として、ヨシの葉や茎を、積むようにして使います。

習性
繁殖期(はんしょくき)が終わると数百羽の群れになって生活します。首を前後に振って尾を下げて泳ぎます。足で水面を蹴って助走して飛び立ちます。飛ぶときは速い羽ばたきで直線的に飛びます。

 
  オオバンは卵を温める用の巣とは別に、雛を育てる用の巣も造るんだって!  
 
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