特徴
メスオスともほぼ同じ色柄です。体の上面は暗い緑がかった褐色です。クチバシは青黒く、虹彩(こうさい)は赤色です。喉は淡い白色です。額と顔と胸と腹の上部は暗いレンガ色です。脇と腹の下部と下尾筒(かびとう)は緑褐色で、白色と黒色の横斑(おうはん)があります。足は太く赤いですが、オスの方がより鮮やかな赤色をしています。
鳴き声
だんだん早く 「キョッキョッキョッ・・・」
警戒しているときは 「キュル、キュル」
などと聞こえる声で鳴きます。
食べ物
昆虫類、魚類、甲殻類、ミミズ類、イネ科やタデ科の種子など。
すみか
湿地、水田、河川、湖沼、池など。
巣
水辺の草むらで、水面や地上に生えている草の株の間や茎の上に、お椀状のしっかりとした巣を造ります。水草や枯れ草の茎や葉を巣材として使います。
習性
警戒心がとても強く、ちょっとした物音でもさっと物陰に隠れます。そのため見つけるのは困難です。半夜行性で早朝や夕方によく鳴きます。飛ぶときは直線的に飛びます。歩くときは尾を上下させます。
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