エクリプス羽・・・カモ類のオスなどに見られる特殊な羽衣のことで、繁殖期特有の美しい羽衣と違って、メスによく似た地味な色合いの羽衣。もともとは日食や月食などの「食」を意味する言葉で、(美しい羽色が)隠れているところから名付けられた。
冠羽・・・頭頂や後頭から生える羽。大変長く細いものや、ふさふさと毛羽だったようなものや、房になって垂れ下がるようなものなど、鳥により様々なタイプがある。
飾り羽・・・繁殖期に頭部、頬、胸、背などに見られる装飾的な羽。
翼鏡・・・カモ類の次列風切に見られる金属光沢のある部分。カモによってその範囲や色合いが異なる。
縦斑・・・体にある模様で、背骨(頭と尾を結ぶ線)に対して平行な線のこと。
横斑・・・体にある模様で、背骨(頭と尾を結ぶ線)に対して垂直な線のこと。
滑翔(グライディング)・・・羽ばたきと羽ばたきの間に入る飛び方で、翼をひろげて滑るような飛び方。
帆翔(ソアリング)・・・翼を広げたまま羽ばたかないで風を受け、凧のように飛ぶこと。
停空飛行(ホバリング)・・・高速で小刻みに羽ばたいたり、前後に羽ばたくなどして翼を巧みに使い、空中の1点に止まったように見える飛び方。
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