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イワツバメ   イワツバメ
スズメ目ツバメ科
学名:Delichon urbica
英名:Asian Hause Martin
漢字:岩燕
全長 全長:15cm
翼開長 翼開長:30cm
4月から9月にかけて見られる

 

特徴
メスオスとも同じ色柄です。スズメと同じくらいの大きさです。頭と背は紺色がかった黒色です。体の下面は暗白色で喉、胸、脇腹は淡く褐色がかっています。翼と尾羽(おばね)は黒いです。腰はぐるりと一周白いです。尾羽(おばね)は短く、他のツバメのような切れ込みはありません。翼を広げたときの形が他のツバメと違って三角形に見えます。

鳴き声
繁殖期(はんしょくき)のオスは 「ビリビリッジュリビリジュリ」
飛翔中(ひしょうちゅう)に 「ジュリジュリジュリリリー」
地鳴き(じなき)は 「ジュリジュリ」 「ビリッ」 「チィッ」
などと聞こえる声で鳴きます。

食べ物
トンボやガなど飛んでいる小型の昆虫類など。草にとまっている昆虫をすくい上げるように捕らえることもあります。

すみか
平地、低山・高山の崖や斜面などの開けたところなど。


海岸の崖、山間部の発電所、山荘やホテルの軒下などに集団で営巣(えいそう)します。泥と枯れ草などを混ぜて唾液で固めてお椀状の巣を天井ぎりぎりに造るので入り口がとても狭いです。前年の古巣を早いもの順で使います。遅く飛来したイワツバメは新しく巣を造るので1回しか繁殖(はんしょく)できません。

習性
春に夏鳥としてインドや東南アジアなどから飛来します。
常に群れで暮らします。他のツバメよりもとまらず飛んでいることが多いです。

 
  調査隊員 イワツバメは巣を造るとき、他のイワツバメの巣のすぐ隣に造ります。自分の巣がどれだかわからなくなってしまわないのでしょうか!?  
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