特徴
メスオスとも同じ色柄です。虹彩（こうさい）は暗い赤色です。目の上は白く、目からクチバシを結ぶ黒い線が目立ちます。翼の上面は次列風切（じれつかざきり）が白いです。首が長いです。クチバシはまっすぐです。
-----　冬羽（冬に体にあらわれる特徴）
頭は黒く、ハート型の冠羽（かんむりばね）があります。顔と首の前側は白いです。首の後ろ側は褐色です。体の上面は黒褐色で、下面は白いです。クチバシはピンク色です。
-----　夏羽（夏に体にあらわれる特徴）
頭の冠羽（かんむりばね）が冬より長くなり、頬にレンガ色の飾り羽（かざりばね）が出ます。クチバシは黒いです。

鳴き声
小さな声で「カッカッ」などと鳴くこともありますが越冬中はほとんど鳴きません。

食べ物
主に魚類、水生昆虫、両生類など。

すみか
河口、内湾、湖沼、沿岸など。

習性
秋に冬鳥として中央アジアなどから飛来します。
長い首を伸ばして泳ぎます。警戒心が強く、危険を感じると水面に潜ります。潜水が得意で１分近く潜っていることもあります。飛ぶときは、水面を蹴って助走しながら飛び立ちます。飛び方は直線的です。

メモ
日本で見られるカイツブリの仲間では一番大きいです。