特徴
オスメスともクチバシと足は黒いです。虹彩(こうさい)は黒いです。
-----オス(↑上の写真)
額から後頭まで灰白色です。顔から喉までと、体の上面は黒いです。次列風切(じれつかざきり)の根元の白い部分が翼の白斑となり、とてもよく目立ちます。腰と上尾筒(じょうびとう)と尾羽(おばね)の外側と体の下面はレンガ色です。
-----メス(↓下の写真)
体の上面は灰褐色です。つぶらな目が印象的で、白く細いアイリングがあります。胸はオレンジ色がかった白色で、脇と腹と上尾筒(じょうびとう)と下尾筒(かびとう)と尾羽(おばね)の外側は淡いオレンジ色です。翼にオスよりも小さめの白斑があります。
鳴き声
遠くまで響く声で 「ヒッ、ヒッ、ヒッ、ヒッ…」
尾を細かく振りながら 「カカカカカッ…」
などと聞こえる声で鳴きます。
食べ物
草木の実、小型の昆虫類、幼虫、クモ類など。
すみか
木の多い公園や庭、農耕地、草地など。
習性
秋に冬鳥としてシベリアなどから飛来します。
飛来したばかりの頃はよく鳴き、縄張り(なわばり)を宣言します。秋冬はオスもメスも一羽ずつ縄張り(なわばり)を持ちます。
メモ
人間をあまり恐れず、比較的近づいて観察しやすいです。
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