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特徴 砂質の河床に多く生息する、トビケラの仲間です。トビケラの仲間の幼虫には、河床の材料を使って巣を作る種が多く見られます。このアオヒゲナガトビケラは砂粒や植物のかけらを使い、細長くスマートな筒状の巣を作ります。幼虫からサナギになるときには、巣の入り口に蓋をし、その中で変態を行います。
食性 水底の落ち葉や藻類などを食べます。
繁殖方法 成虫の羽化は4月頃から始まります。交尾を終えた後、メスは水中に潜って岩などの表面に卵を産み付けます。
幼虫の間は、名前と姿との関係がピンとこないアオヒゲナガトビケラですが、成虫の姿を見ると、「ああなるほど」、と思います。光沢のある青い翅(はね)に、体の倍近くにもなる長いヒゲ(触角)。看板に偽りなし、といったところでしょうか。