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特徴 流れのゆるやかな場所の、落ち葉の堆積した水域に多く生息する、トビケラの仲間です。 頭部と胸部は茶色の固いキチン質に覆われています。多くの種では、やわらかな腹部の各体節から糸状のエラが伸びており、これを呼吸に用います。 カクツツトビケラ属の幼虫は、きれいな四角柱の形の巣を作り、その巣を携帯して生活します。巣の材料となるのは、幼虫が小さいうちは砂粒が主ですが、成長するにつれ、多くの種では、四角形の小さな落ち葉のかけらを用いるようになります。
食性 腐食性で、水底の落ち葉を主に食べます。 ただ、死がいや緑葉なども餌にしている可能性が指摘されています。
繁殖方法 種によって、成虫が見られる期間は異なっています。いくつかの種では、春から秋までの長期間にわたって成虫が見られるため、年に2世代ほどのサイクルが形成されているものと思われます。