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トウヨウモンカゲロウ   トウヨウモンカゲロウ
カゲロウ目モンカゲロウ科
学名:Ephemera orientalis
体長:20~25㎜(幼虫)
生息域:水深が深く、流れがゆるやかな場所(淵)、湖沼

 

特徴
砂泥質の河床に多く生息する、カゲロウの仲間です。
カゲロウの仲間の中では、かなり大型の幼虫です。頭部の先端に大きなアゴを持っていますが、通常とは逆に、外側に向かって湾曲しているのが特徴です。
モンカゲロウ科の幼虫は、体に種によって異なった形の斑紋があるため、そこから種の判別が可能です。トウヨウモンカゲロウの幼虫の場合、腹部の各体節に、2本の縦筋からなる縦状紋が3対付いている点で、他のモンカゲロウ科の幼虫と区別することができます。

食性
水中の微細な有機物粒子をろ過して食べます。

繁殖方法
トウヨウモンカゲロウの繁殖サイクルは年に2度あり、晩春~初夏と初秋の2回にわたって羽化し、交尾を行います。

  笹ヶ瀬川流域で見つかった、トウヨウモンカゲロウの成虫。6月撮影→ トウヨウモンカゲロウの成虫  
 
  調査隊員 見た目の第一印象は「モグラ」でしょうか。動きも何となく似ていて、川底の砂を網ですくうと、モグラよろしくモゾモゾとはい出してきます。  
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