特徴
泥質の河床に多く生息する、イトミミズの仲間です。
一目見る限りでは、通常のイトミミズと区別が付きませんが、エラミミズは、尾の先に糸状のエラ突起が見られ、この尾を水中でゆすって呼吸を行います。突起は非常に細く、肉眼では、尾の先がボヤーッとけぶっているように見えます。
汚れた水に多く見られ、水中の酸素量が少なくても生息が可能です。
通常のイトミミズに比べると、やや浅い場所に生息しているようです。
食性
腐食性で、泥の中の有機物などを食べます。
繁殖方法
エラミミズは雌雄同体ですが、交尾を行い、2個体それぞれが産卵します。泥の中に卵のかたまり(卵包)を産み付けます。
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