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オオシロカゲロウ   オオシロカゲロウ
カゲロウ目シロイロカゲロウ科
学名:Ephoron shigae
体長:20~25㎜(幼虫)
生息域:やや汚れた川の瀬

 

特徴
泥質の河床に多く生息する、カゲロウの仲間です。
沈み石がある場所であれば、多少流れの激しい瀬でも生息が可能です。 20mm以上になる大型のカゲロウで、川底の泥に潜って生活しています。毛の生えた前脚や、ふさふさした木の葉形のエラが特徴です。
成虫になってからはそろって短命なカゲロウの仲間の中でも、もっとも短命な種で、羽化した後は長くても2時間ほどしか生きられません。

食性
水底の落ち葉や藻類などを食べます。

繁殖方法
9~10月にかけて集中的に羽化し、交尾と産卵を行います。しばしば大発生する種として知られており、数え切れないほど多くのオオシロカゲロウがいっせいに羽化し、季節外れの雪を降らせたような景観を見せることがあります。

 
  調査隊員 カゲロウは「寿命が短い」というイメージが強いものですが、幼虫の期間まで含めると、案外長生きです。
それにしても…幼虫の期間がおよそ半年なのに対し、成虫になってからはわずか2時間。人生(?)の99.9%を幼虫のままで過ごしていることになりますね。
 
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