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チラカゲロウ   チラカゲロウ
カゲロウ目チラカゲロウ科
学名:Isonychia japonica
体長:18㎜(幼虫)
生息域:河川の平瀬、早瀬

 

特徴
流れのある場所の、石の下に多く見られる、カゲロウの仲間です。
カゲロウの幼虫の中では比較的大型です。体は全体に茶褐色で、背中側に白い縦筋が1本走ります。また、脚にはそれぞれ帯状の斑紋が見られ、一番前側の脚に、毛がまるでクシの歯のように密生しているのが特徴的です。

食性
雑食性で、流れてきた藻類や微細な有機物粒子などを、前脚の毛でこし取って食べます。

繁殖方法
チラカゲロウの羽化は5月ごろから始まります。繁殖サイクルは場所によって異なり、温暖な地方では、年に2代の世代交代が行われていると考えられます。

 
  調査隊員 頭部から腹部まで、つなぎ目のない一体成型といった感じの、スマートな体型をしたカゲロウです。この体型のおかげで泳ぎが得意で、まるで魚のように上手に泳ぎ回ります。  
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