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エルモンヒラタカゲロウ   エルモンヒラタカゲロウ
カゲロウ目ヒラタカゲロウ科
学名:Nihonogomphus viridis
体長:10~15mm
生息域:河川の上流から中流域で多く見られ、流れが緩やかになっている場所の礫や小石の表面で生活しています

 

特徴
扁平な体をしていて、2本の長い尾を持っています。腹部の左右には、丸い点のついている、7対の大きなエラがあります。

食性
幼虫は石の表面についている藻類を食べています。成虫になると、何も食べなくなります。

繁殖方法
繁殖は、春~夏と秋~晩秋の年に2回行います。雄は群飛(ぐんぴ:多くの個体が集まって,群れをつくって飛んでいること.)をつくり、雌がその中へ飛んできて交尾が行われます。交尾を終えた雌は、水面を腹部の末端で叩くようにして、数十個の卵を産みます。卵は1~2週間で孵化し、幼虫は脱皮を繰り返しながら大きくなります。

 
  調査隊員 水質の汚濁に対して敏感なため、きれいな水の指標となる生き物として利用されています。  
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