底生メニュー
指標生物解説バナー
 
ヒメモノアラガイ   ヒメモノアラガイ
モノアラガイ目モノアラガイ科
学名:Austropeplea ollula
殻高:約10㎜
殻幅:約8㎜
生息域:流れのゆるやかな河川、水田、池

 

特徴
砂や泥の河床の、水草の繁茂した場所に多く生息する巻貝です。汚れた水域に多く生息しています。
殻は薄く半透明で、フタは付いておらず、殻口が大きく開いているのが特徴です。
エラを持たず、水面に出て、直接空気呼吸を行ないます。

食性
食植性で、水底の泥などに付着した藻類を食べます。

繁殖方法
ヒメモノアラガイは雌雄同体です。他の個体と交尾し、水草の茎などに、寒天状の卵のかたまりを産み付けます。
繁殖は1年を通じて行われます。

 
  調査隊員 モノアラガイの仲間の殻には、まだらの模様が浮き出ていますが、これは、薄い殻を通して、中の軟体の模様が透けて見えているもので、殻に模様が付いているわけではありません。  
当サイト内の全ての情報の無断使用を禁ず
© 児島湖と児島湖流域の生物 All Rights Reserved.
▲ページトップ▲