底生メニュー
指標生物解説バナー
 
クロイトトンボ属の一種   クロイトトンボ属の一種
トンボ目イトトンボ科
学名:Cercion sp.
体長:約15㎜(終齢幼虫)
生息域:流れのゆるやかな河川、池沼

 

特徴
抽水植物が繁茂した場所に多く生息する、トンボの仲間です。
イトトンボ科のヤゴはいずれも細長い体形をしており、尾の先に3本のエラを持っています。クロイトトンボ属の場合、この3本のエラのそれぞれに、茶色の斑点が3つずつ並んでいる点で、他のヤゴとの区別が可能です。

食性
肉食性で、ユスリカやカゲロウの幼虫などの、他の水生昆虫を捕食します。

繁殖方法
4~10月頃にかけて羽化し、交尾を行います。イトトンボ科のトンボに共通の特徴ですが、クロイトトンボ属も、交尾の際は、雌雄が頭と尾部をつなぎ合って、ハート型を作ります。

 
  調査隊員 クロイトトンボの成虫(オス)は、成熟してくると、まるで体が塩を吹いたように、白い粉をまとわりつかせることが知られています。  
当サイト内の全ての情報の無断使用を禁ず
© 児島湖と児島湖流域の生物 All Rights Reserved.
▲ページトップ▲